UTme!と著作権
このところ、週の半分はミツバチを追いかけている剛です。
「働きバチと女王バチは、産み落とされた時の遺伝子は全く同じで、与えられるエサによって人生が変わる」ということは有名ですが、今日のブログとは全く関係ありません。
実はワタクシ、先週41歳の誕生日を迎えました。
40歳になった時に特に感慨深いものもなかったので、今回はますます特にありません。
しかし、義理の妹夫婦からいただいた誕生日プレゼントがタイムリー過ぎて、なんか思い出に残りそうな気がします。
巷で話題のサービスで、プレゼントしてくれた
そのプレゼントがこちら。
ワタクシがメキシコで「ジャパニーズ テキーラ・マン」と呼ばれていたころの写真をもとに、話題の「UTme!」でTシャツを作ってくれました。
それにしても、過去にLINEで送った写真から簡単にTシャツが作れちゃうんだから、ユーザーにとっては便利なもんだ。
しかし、巷で話題になったのはその便利さだけでなく、「著作権」の問題の方が強かったんじゃないでしょうか。
本サービスの発表当初、Tシャツ作成用に投稿された写真やデザインデータの著作権は「全てユニクロに譲渡する」という内容でした。
そしてそれを見たユーザーが「ありえない!」と騒いだことで、ユニクロはすかさず規約を変更しました。
(一般のユーザーはきっと気にしない規約ですが、デザイナーさんとかはまず気になる点だ)
ユニクロが悪意を持って当初の規約で進めていたのかはわかりませんが、素早い対応はそれはそれでよかったんじゃないですかね。
非を感じたら素直に迅速に謝っちゃう方が印象がいいでしょう。
Web制作と著作権
今回の件で、Webサイト制作の場面でも、著作権って意識しなきゃいけないな、と改めて考えました。
通常、Webサイトの制作中のデータの著作権はアイネクシオのものですが、納品時に放棄することにしているので、著作権うんぬんの話はあまりありません。
でも、たまに外注さんにイラストをお願いしたりすることがあるのです。
そういった場合は著作権の所在ははっきりさせておかないとね、って思うのです。
いつもお付き合いのあるデザイナーさんだと、かなり融通きかせてもらっていますが、親しき仲にも決め事はしっかりしておいた方がいいですね。
もう少し、「UTme!」で気になったこと
ところで、事前の許可なしで写真をTシャツにされたってことは、肖像権侵害か?
って、誕生日プレゼントなのに事前に許可とか取るわけないね。
このサービス、2014年5月19日に発表になりました。
私の誕生日が5月21日。
19日の午前中にオーダーしたものが21日には届いたっていうことにもビックリした。
サービスイン初日はかなり発注があっただろうに、どんな生産体制で臨んだんだ?
最近のサービスはホントにスピード勝負だな~、ということも改めて感じました。