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DELL INSPIRON N5110を分解してHDDをSSDへ交換

ショボイPCですが、開発用として突っ走っていたN5110がカタカタ音を立て始めて、ついには起動しなくなってしまいました。
音が特徴的だったので、HDDの故障だと確信し、修理をしようと考えました。
ついでだからSSDに替えちゃえ・・・と思いましたが、予算が合わずHDDにすることにしました。

ドスパラで販売していたSSDに変更しました。
すげー調子が良いですね~。
接続はHDDと何も代わりませんし、購入してそのまま接続するだけ。

Premier SP600 SSD ASP600S3-256GM-C

この機種はこんなに面倒なのか!?

PCの修理などは全然業務として承っていませんが、基本的な修理は自分で行えます。
簡単な作業の代表各とも言えるのがHDDの交換なわけですが、DELLのこのPC、とても面倒なことがわかりました。

N5110のマニュアルをみると、結構分解していかなければHDDに辿りつけない様子・・・。
DELL INSPIRON N5110のマニュアル

ここまで面倒なのは初めてだなぁ・・・と思いながら、DELL INSPIRON N5110 の分解メモです。

とりあえず全部外す

裏面のネジは全て外しておきます。
写真の両上のネジは、蓋があって気づき難いですが、ひっぺがします。

また、バッテリー、メモリーのカバー、光学ドライブを外します。
至るところに現れる MADE IN CHAINA。目に染みるぜ。

キーボード、ケーブル、パームレスト(銀色の部分)を外す

写真の赤い丸の部分に爪があるので(4箇所ね)、それを外します。
ケーブルは繋がっているところを、グッと持ち上げます。グッっとね。
そうするとペランと外れてくれます。

パームレストは横にずらす感じで、ちょっと強めに引っ張ったらとれました。
優しくね!壊さないでね!
すると風呂あがりのようなスッポンポンになります。

液晶、カバーを取り外す

液晶とつながっているケーブルを2箇所外します。
アンテナケーブル(2本あるやつ)は、上に軽く引っ張るととれました。
そして、ネジを4箇所外します。

バッテリーのとこにくっついているカバーは、爪をはずしてとります。

マザーボードを外す

もう少しですがまだ続きます。
マザーボードを外すために、ネジとケーブルを外します。
ネジは5箇所、ケーブルは1箇所です。
写真の赤い丸はネジ、オレンジの丸はケーブルです。

黄色い丸ですが、マザーボードを持ち上げると自然に抜けます。
裏でつながっているようでした。

やっと辿り着いたHDD

外したマザーボードを裏返すと、HDDがくっついています。
ようやく手が届くことになります。
チャチャっと交換して、基に戻していきます。

基に戻すまでの時間が1時間20分くらい、そしてブログを1時間で書いたので、合計2時間20分。
そして余ったネジ・・・はて?
まぁ、ネジは2~3本くらいぶっ飛んでいた方がいいんじゃないのかな。

考えるメンテナンス性

HDD一つ交換するのに1時間もかかってしまうのは、ちょっとありがたくないと思った。
こういった箱の設計は、当然私たちにはできませんが、企画したり設計する人たちはもうちょっと考えられたんじゃないかなぁ。
まさか『この面倒をお金に!』なんて考えるような会社じゃないだろうし。

分野こそ違えど、ユーザーのことを考えて設計をしていこう・・・と、反省できました。

ちなみに入っていたのは Seagate 640GB でした。
入れ替えたのは TOSHIBA 1TB です。

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